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心に刺さる耳の痛い話(本)

第一章。
・自由を獲得するために働く。
 社員も投資家。自分の時間や能力を組織に注いでいる。
 自分でコントロールできないことに神経を使い、思いつめても仕方ない。
 どうにもならないことには慣れていく。
 お手本は身近にいる人の分だけ存在する。完璧なビジネスパーソンはいない。
・周りの人々を観察し、持ち味を分別する。
・良い上司に出会えない→言い訳。会社の人事は変えられないこと。
 他人への依存。他者に自分のキャリアを預けること。人はみんなグレー。
・「正解」は自分でつくる。
・自分はこれで生きて行くんだという覚悟がチャンスや縁、運などを引き寄せる。
・どの道を選んでも、選んだのは自分であることを忘れてはいけない。
・一度決めたら戻らない覚悟。自分が決めた道に間違いはないという己への信頼を持つと悔いのない人生が送れる。

・悩みの種
①苦手なこと、やりたくないことに直面している。
②身の丈を超えた仕事内容に腰が引けている。
最悪なのは悩みにとらわれて何もしない状態が続くこと。

・1個人の人格のまま会社に来ているから悩む。
・ビジネスパーソンは「会社員」というロールプレーをして給料をもらう。

・できなかったらどうしよう→個人として傷つくのが怖いだけ。
・ロールプレーと思えば失敗しても経験値が積める。行為がなければ成果も失敗もない。

・人は未来が開かれていると思うことで、今を生きる意欲が湧いてくる。
 夢の役割は、今に意味をもたせること。

・リバーピープル
→流れに身を任せ、たどりつくべき目標をもたない。

・ネガティブな発言は控える。自分の価値を認めてあげる。
「周囲から評価された経験」「人にしてもらってうれしかったこと」

第二章
・成長プロセスは時間に比例しない。停滞期間は5~7年。
・失敗して恥をかくことを成長の糧にする。
・人は変化を恐れる生き物。
・「今仕事が楽か」「職場の居心地がいいか」→YES→安住している。
・変化に対応できるものが生き残る。
・4年から6年目」は変化を求められる時期。新たな付加価値を生むことを求められる。
・「これからの自分はどうあるべきか、何をすべきか」
・常に「今、何が大切か。何が最適か」→自由。
・反対側の筋力。IT-対人コミュニケーション。
・変わらなければならない時:人事異動。自分のたな卸しをする。課題と強みのリストアップ。
・ひとつの武器しか持たない人は、簡単に他人に置き換えられる。
・若手は、意味など考えず働くことが何より大切。
・量をこなすことで、体にコツがしみつく。
・不器用であるほど、あとで大きな花が咲く。やりとげるために工夫する。
・労働とは、自分の時間とスキルを会社に提供し、対価として給料をもらう行為。
・役割は会社をもうけさせること。
・会社とは上に行くほどストレスが強くなっていく場所。
・転職してもはじめは試され段階。
・仕事のセンス:感性と直感力。
 感性:1人の人間や一つの事象を、幅広く観察して表現する能力。受けた印象を、多彩な言葉で表現することを習慣づける。観察してアウトプットする。これの積み重ねが仕事の感性を磨く。物事にはさまざまな評価軸がある。
 直感力:パターン学習を積み重ねて蓄積した知識を、瞬時に物事を判断する材料として使う力のこと。心身のコンディションを整える。
・今しかできないことを一生懸命やる。

第三章。
・人生は常に過去の自分の総決算。
・いうことを聞くべき人、無視しても良い人、と分ける。分けるとくくる。
・怒りのゴミ箱。いつ、どんな状況で、誰のどんな言動に怒りを覚えたのかを記録する。
→クールダウン。怒りの傾向と対策。
・感謝の貯金箱。うれしかったことを状況とともに記録する。時々、見返す。
→周りの人の支えあってこその自分と再認識。いつ、どんな対応をされると人はうれしいのかがわかる。
・キャリアプランは、自分で勝手に思い描いていたもの。妄想。
 会社が一人ひとりの妄想に付き合うわけがない。
・人間は環境の変化に弱い生き物。

第四章。
・人が人を評価する以上、完全な客観性などありえない。
・会社の司会貢献とは、税金を納めること。
・ビジネスパーソンには会社に染まりつつも、「おかしい」と感じる自分を維持しなければならないという、ある種の矛盾した作業が求められる。
・外の視点・・・自分がお客様だったら・・・。
・ひと、もの、かね
・金銭的報酬:給料、ボーナス。地位的報酬:昇格、昇進。意味的報酬:成長、貢献、周りからの承認。
・会社の意図が一番ストレートに表れるのが人事。
・現場に素の自分を持ち込まず、その都度要求される役を演じ続けていくことで、職業人としての自分を形作っていく。演じられる役柄を増やしていくことこそが、成長。
・人間:人と人の「間」にある関係性が社会を動かしている。
・影響力・伝播力の大きい人。
・人に限らず、すべての物事は他者との比較で評価を下される。

第五章。
・つまらない話:内容の大半が心に残らない話のこと。
 伝えたことを、どれだけ聞き手に残せるか。
・話がつまらない人の特徴:話題の詰め込みすぎ、独りよがり、自分の言葉で話していない、評論家、批評家になっている、要約する力がない。
・克服:内容を絞ること。聞き手を観察すること。自分を客観視すること。
・人は第一印象で「色づけ」する。自己紹介は、技術。
・印象に残る自己紹介に必要な要素:相手への敬意。相手にとって予想外の話。相手との親和性。適度な笑い。
・親和性:共通の知人。趣味。
・相手のことを調べる。
・自己紹介の上手な人は、自分の特徴の中で、何が相手の気持ちに届くのかを常に考えている。
その時々で「どの武器を使うか」ということへの意識が高い。
・他己紹介:人間的魅力。専門的信頼感。このジャンルは・・・。すごさのアピール。
 大切なのは「どんな人か」を伝えること。
 あなたとの関係性や、その人の能力といった具体的な話を聞いて、他人は初めて興味を持つ。
・あなたは仕事相手とちゃんとつながろうとしていますか?
・ひとをつなげようとしていますか?
・自己紹介上手は、仕事上手への第一歩です。
・研修を受けるとき、どれだけの目的意識を持って向き合うのか。それが自分の中になければ、研修を受けても無駄。
・あれだけ本を読んでいるのに、自分の頭の中に何も残っていない。
・「残る」インプットの仕方:アウトプットを意識すること。「要するに何なのか」。本の内容を要約する。3分間話す。周りに伝えることを意識する。「要するに・・・」ブログ。
・人には物事を単純に理解したがる傾向がある。その根源には「面倒なことはやりたくない」という思いがある。しかし、ビジネスの世界は複雑である。
・目に映る現象だけがすべてなのか。ほかに要因はないのか。原因と結果を取り違えていないか。たまたまの現象に引きずられていないか。因果関係を整理するときは、これらを必ず疑う。面倒かもしれないが、結果を出すためには、思考に「一手間」かけるのが近道。短絡的な発想から抜け出す。
・濃密な時間をすごすためには。3年、1年、3ヶ月。まずは時間を三つに分ける。
・はじめに考えるのは、3年後、自分はどんなことをしていたいかという目標と計画。そして、そこから逆算して1年ごとに達成していきたいことを整理する。最初の1年で何をすべきかを考え行動計画を立て、1年を4つに区切る。

第6章。
・常に全力疾走していたら身が持たない。
・仕事には必ず「頑張り時」がある。それは初動。異動、昇進、転職などで環境が変わった直後。勝負は最初の1ヶ月。
・期待値調整:あなたと上司などの「発注者」の間で達成すべき仕事のレベルを調整して共有すること。
・下方調整:「それは、結構難しいことですよ」
・ポジティブ陰口
・いつも人のあら捜しをして、それを陰で言う人と気持ちよく仕事はできない。
・ポジティブで、他人を否定的に言わない人と仕事をしたいと思う。
・まずは「人の悪口をいわない」とこからはじめる。悪口を言わない人は、相当少ない。
・悪口には、必ず「尾ひれ」がつく。
・本人に直接言う場合は、「練り直し」が必要。「こういう手もあるよね」と提案する。それがないと相手を感情的にさせ、事態を悪化させる。前向きな提言。
・陰で言うなら前向きなことを。面と向かっていう時は提案を。
・オミュニケーション力とは、いくつかの細分化されたスキルの集合体。細かく要素を分けて1つずつ身につける必要がある。
・仕事で他者とかかわる場面:報告、依頼、拒否、相談、謝罪、説得、主張、支持、忠告、命令の10個。
・報告:事実と推測、感情的な判断が明確に区別されている。曖昧×。
・依頼:依頼の背景や理由が明確。相手が快く協力してくれるような言葉遣いができる。
・相談:嫌味がなく、断られた人も気分よくあきらめられる。
・相談:背景と趣旨をわかりやすく伝え、相談を受けた側の知識や能力を最大限に引き出す。
・謝罪:自分に非がある部分を明確にし、一切言い訳しない。
・説得:相手に説得されていることを感じさせず、上手に自己選択を引き出す。
・主張:ソフトに、でもはっきり伝える。言葉と態度がけんか腰×。
・支持:支持を表明するときに、その理由を明示する。単なる迎合×。
・忠告:必要な場合は効果的に忠告する。
・命令:相手が、喜びを感じる言い方ができる。権威をかさにきた言い方×。
・報告がうまい人、謝罪するのがうまい人。忠告がうまい人・・・みつける。
・不満の表明:退出:サービス商品を次回から購入しないこと。発言。
・クレームを伝えることは、発言者にとっての大きなアウトレスを伴う。
・クレームは「頂戴」したもの。最大限の感謝を示す。「即座に誠実に、最大限の労力を割く」ことで「対応」すべき。
・ビジネスの世界ではよく「一つのクレームの背後には30の不満がある」といわれる。日ごろからクレームの芽をつぶす努力をする。
・忠告を糧にできないビジネスパーソン:シャットダウン。刺激反応、逆切れ、反論。
・耳を傾ければ、考え方が変わる。考え方が変われば、働き方が変わる。働き方が変われば、人生が変わる。

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